2023.04.09
金目鯛の炙り
こんにちは!
渡辺水産です。
今日は少しお客様のお話をさせてもらいます。
いつも弊社にて地金目鯛を注文して出さるお客様がいます。
こちらのお客様との出会いは新型コロナウイルスが流行した時からになります。
新型コロナウイルスの流行に伴う行動制限により、伊豆を訪れるお客様が減少してしまいました。
当然、間接的に観光客様をメインターゲットにしている弊社の仕事量も激減しました。
藁にもすがる思いで、当時のホームページのブログを利用して、下田の金目鯛をお客様のご自宅にお届けするサービスを開始しました。
幸にも時間はたくさんあったので、ご家庭ごとに合わせた加工方法(召し上がりたい金目鯛の形に応じた加工方法)をしっかりヒヤリングして、お客様個人に合った金目鯛を我々プロが提供するというコンセプトの元取り組んでいきました。
ありがたいことに少しづつ注文をいただけるようになり、その中で今回のお客様とお会いできることになりました。
最初に金目鯛を送らせていただいた時から、ありがたい励ましのメールや画像をいただいており、何かの節目のタイミングで必ずご注文をくださります。
弊社内でもちょっとした有名人になっており、感謝が絶えません。
毎回ご注文いただいた金目鯛を調理した画像を送って下さり、それが非常にうれしいです。
余談ですが、毎回作ってくれる金目鯛の炙りの刺身のクオリティがどんどん上がっていて驚いています。
皮目を残す切り方が身についてきたとおっしゃておりました。笑
↑送ってくださった金目鯛炙りの写真!(皮目が素晴らしい)
↑清蒸海鮮金目鯛
姪っ子様のご結婚祝いにもご利用して下さりました。
当社の金目鯛は決して安いものでありません。
ですがこだわりも持った仕入れ人が良い金目鯛を厳選し、頑固な職人が一尾一尾丁寧に加工しております。
私はこの過程に価値があると信じております。
お客さまにもこのこだわりが伝わればと思っております。
一魚一会
当社社長が作った造語です。
魚を通してであった人との縁を大切にして真摯に付き合っていく。という意味が込められています。
これからもこの精神の忘れずに、人生の節目のタイミングで渡辺水産の魚を食べたいと思っていただけるような仕事をしていきたいです。